【限定熟成品】 蜘蛛の糸 超極細手延べそうめん
【熟成品】蜘蛛の糸超極細麺木箱
熟成を経る事によって生まれる職人の芸術作品がこちらです。
熟成期間(1年半)
超極細麺(26束入り、26食分)
麺の細さは1本0.3〜0.5mm
茹で時間:40秒
賞味期限:1年
桐箱を和紙でひとつひとつ手作業で包装いたします。高級感のある仕上がりになりますで、ギフトやお礼品に重宝いただいております。
職人の間では、熟成させた素麺のことを古物(ひねもの)と呼びます。
古物(ひねもの)は、冬季の限られた時期にしか製造できない希少価値の高い超極細の麺を、1年半以上保管し【熟成】を図った貴重な品です。
熟成のするとなにが特別なのか。
それは麺の分子構造の変化にあります。
職人の間では、麺の熟成を促すことを、寝かせると表現しますが、寝かせることで、麺のコシの強さと伸びにくさが格段に変わり、髪の毛のように細いのに、麺の歯応えが圧倒的に素晴らしく、喉越しも格別です。
清涼感と共にいただくのもよし、麺が伸びにくいので、他の料理でも楽しんで頂けます。私たちは、香りを食べると表現をしたりします。
茹で時間はわずか40秒。
お中元やお歳暮、暑中見舞い、熨斗など対応できますので、ご連絡お待ちしております。
素麺は日持ちしますので、お早めにお買い求めください。
また、古物をもう一年熟成させることで、大古物として召し上がることができ、とても貴重な品物になります。古物よりも、さらに香りと滑らかな歯ごたえを味わえる素麺に仕上がります。
ぜひ、お試しくださいませ。
以下、蜘蛛の糸とは
「蜘蛛の糸は、細いが物凄く強く、獲物を捕らえたら離さない。まさに、島原素麺の「コシ」は蜘蛛の糸のよう。一度捕まえると離れることのできない蜘蛛の糸のように、どんな素麺よりもしっかりとしたコシがあり、喉越しの快感は最早、素麺のイメージを超越したものです。
吉岡製麺の島原素麺は、雲仙岳の雄大な自然が産み出す麗水と五島灘でとれるミネラルが豊富な塩、そして、厳選した小麦粉を使用しています。
古来より、稲作と小麦の2毛作を行い、冬季に小麦粉にし製麺するという文化が島原にはあり、潮風で素麺を乾燥させる風景が情緒を感じさせたそうです。
蜘蛛の糸は、麺の細さとコシのバランス(細さの中に感じるコシの強さ)を極限までに突き詰めた麺匠の素麺です。
まず、麺を口に含んだ際に滑らかな舌触りと麺の繊細さがわかる。咀嚼した麺のコシ(歯応え)を楽しみ、出汁とともに喉越しの快感を味わいます。
蜘蛛の糸は、冬季の限られた期間でしか作ることができません。それは、ただ寒ければ良いということではないからです。
気温が10度(目安)を下回り、さらに気温が安定して低くなければ、作業を行うことができません。
作る麺が細ければ細いほど、麺の熟成と作業性の兼ね合いが難しくなります。
大きな麺生地の塊から、数ミリの麺にするまでには、無数の工程があり、一般的な素麺とは比べものにならない手間と神経を使い、注ぎます。だからこそ、限定品なのです。
蜘蛛の糸に辿り着く道のりは遠く、失敗を重ねてきました。失敗すると麺はそこで死んでしまいます。失敗を取り戻せないのが、生きた麺を扱う難しさでもあります。試行と錯誤を繰り返し、最適な状態を探り続けることを惜しまない結果が、この蜘蛛の糸なのです。
先代の集大成がこの蜘蛛の糸です。
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「古物の美味しい茹で方」
素麺を茹でる鍋は、ゆったりとした大きい鍋を推奨しています。素麺とお水の比率は、素麺1に対して、水は10です。素麺(50g)に対して、お水(500g)が必要になります。必ず沸騰したことを確認して、素麺を茹でるようにして下さい。
古物を美味しく召し上がるには、
必ず沸騰したお湯を確認して、素麺を入れるようにして下さい
上記の素麺とお湯の比率で茹でることで、くっ付かないように混ぜる必要がほとんどありません
混ぜるとしたら、最初に麺をほぐすぐらいです。
あとは触れない。そして、40秒茹でるだけです。
茹で上がったら、ざるに素麺を移し、冷水でしっかりと洗ってあげてください。そうすることで滑りが取れますし、塩味もちょうどよくなります。ここも大切ですので、手を抜かないようにしてください。美味しくお召し上がりいただきたいのです。
あとは、ご自由に美味しくお召し上がりください。