2018/08/25 18:54
こんにちは！よっしーです。
今回は、【島原素麺をより美味しく食べる茹で方】を紹介します。
①たっぷりのお湯で茹でる。
たっぷりのお湯で茹でること！
目安として、素麺100gに対し、水500gです。
お湯の量が少ないと、
⑴麺同士がくっつきやすい。
素麺は細く本数が多いので、表面積が広くなるからです。
⑵噴きこぼしが起きやすい。
茹でることで、素麺のデンプンがお湯に溶け出し、
沸騰したお湯の気泡に膜ができることで、
吹き出しを起こします。
⑶麺のコシが弱くなる
お湯の量が少ないと、PHがアルカリ性側によるため、
素麺のグルテン（タンパク質）の構造が緩みやすく、
コシがなくなる原因となります。
②噴き出し防止の差し水はしていいの？
吹き出しを防止する際に、差し水をすることがあると思います。
私は差し水をせず、噴き出さない火力で調整することをお勧めします。
お湯の温度変化で、麺の硬さがまばらになることがあるからです。
③箸で混ぜすぎないこと。
箸で激しく混ぜると、麺のグルテン（タンパク質）構造が、
壊れて、コシがなくなる原因になりますので、
たっぷりのお湯で優しく、あとは対流に任せてください。
④たっぷりのお湯に梅干しを入れて茹でよう。
梅干しを入れることで、麺のコシを保つことができます！
梅干しのクエン酸とグルテン（タンパク質）が結びつくことで、
構造が壊れにくくなるんです！
これは本当にお勧めです！！（食用の重曹でも可能です）
素麺の茹で方について書きました。
料理は科学ですね。
素麺も生きています。優しくしてあげてください。
参考にしていただけると嬉しいです。
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